園芸やガーデニングをしている方であれば、一度は聞いたことがある「切り戻し」。切り戻しを行うことで、植物の生長を促し、実をたくさんつけたり、毎年花を咲かせたり、ガーデニングを楽しむために欠かせない作業の1つです。今回は、切り戻しとはどんなことをするのか、その方法や時期についてご紹介します。 切り戻しとは、伸びすぎた枝や茎を切り取って、株を短くし、植物の姿(樹形)を整えることをいいます。切り戻しの目的は3つです。 1. 株の大きさ・樹形を整える 2. 不要な枝を減らした分、新芽・実・花へ養分をまわして生長を促す 3. 風通しをよくして病害虫を予防する 一般的なガーデニングでは、鉢や室内、花壇、庭のスペースに合わせた高さ、横幅の範囲内で育てます。ただ、植物を育てていると、枝や茎が無差別に伸びて、樹形が崩れたり、風通しが悪くなったりして、最終的には害虫や病気にかかり、枯れる可能性が高くなります。中