アメリカを訪れている安倍総理大臣は、日本時間の18日朝早くニューヨークで、トランプ次期大統領と初めて会談しました。このあと安倍総理大臣は記者団に対し、信頼関係を築いていけると確信のもてる会談だったという認識を示しました。 会談のあと、安倍総理大臣は記者団に対し、「2人で本当にゆっくりと、じっくりと胸襟を開いて、率直な話ができたと思う。大変、温かい雰囲気の中で会談を行うことができたと思う。ともに信頼関係を築いていくことができると確信のもてる会談だった。私は私の基本的な考え方を話した。さまざまな課題について話した。次期大統領はまだ、正式に大統領に就任しておらず、今回は非公式の会談なので、中身を話すのは差し控えたいと思うが、2人の都合のいい時に再び会って、さらにより広い範囲についてより深く話をしようということで一致した」と述べました。 日本の総理大臣が、アメリカ大統領選挙に勝利した候補者と大統領
ドイツとスイス、そして日本 私の住むシュトゥットガルトから急行列車に乗れば、2時間ほどでスイスの国境を越える。東京から長野へ行くのとさほど変わらない。しかも、スイス国民の6割以上の人々は、少々アクセントが異なるとは言え、ドイツ語を母国語として使っている。この両国は似たところが多い。 たとえば、どちらも規則がたくさんあり、皆がその規則を割とちゃんと守るところが似ている。赤信号で車は止まるし、駐車違反も少ない。両国とも財政規律を重んじ、ヨーロッパの他の国と比べると、失業率は低く、収入も多い。公共の場所は清潔で、どこでトイレへ入ってもびっくりしない。 だが、だからといって、彼らがお互いに好き合っているかというと、それは別だ。ドイツ人は、「スイスは素晴らしい。ただ、スイス人さえいなければもっと素晴らしい」と皮肉るし、「我々の(悪い)性格をさらに徹底すれば、スイス人が出来上がるだろう」などという、ド
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