2024年8月20日 8時0分 リンクをコピーする by ライブドアニュース編集部 ざっくり言うと 全容解明に至っておらず、潜在患者は1000万人以上といわれる 多種多様な化学物質や環境条件などに敏感に反応し、症状はさまざまだと医師 同僚の医師は「一番なりたくない病気」かもしれないと言っていた、とした 「」を聞いたことがあるだろうか。身の回りにある“刺激”に体が反応し、さまざまな症状を引き起こす病で、誰にでも発症し得るが、その正しい認知は広まっていない。そんな「ナゾの病」の臨床・研究に第一線で携わる渡井健太郎医師に話を聞いた。 潜在患者1000万人以上でも広まらない認知 どんなに医学が進歩しても、いまだ全容解明に至っていない病がある。 世間一般、また従事者の間にすら認知が十分に広がっていないにもかかわらず、現在の患者数は国内で100人に1人の約120万人。重篤なアレルギー疾患や精神疾患と誤