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2016年1月10日のブックマーク (1件)

  • 昭和元禄落語心中:第1話『与太郎放浪篇』感想 - イマワノキワ

    ヤクザと昭和と落語が出会うとき、物語が始まる! っつーわけで、麗しき昭和を舞台にした噺家たちの人生目録、その出だしであります。 艶とあだな感じ漂う色気のあるキャラデザイン、古いフィルムのような質感、高座の興奮を伝えてくる音響、緊張感とフェティシズムの溢れる画面作り、そして声優の熱演。 押し込めても押し込めても溢れてきちまう『気』がドカンとぶつかってきて、一気に話しに引き込まれて離してくれない、素晴らしい第一話でした。 主人公が異能力に目覚めるでもなし、ラッキースケベがあるわけでなし、流行りのフックが埋め込まれた話ではありません。 やってることはただ一つ、『主人公が落語に出会う』ということでありまして、人が良すぎる犯罪者がどうにか生きていく術として話術に思いつめ、師匠に惚れ込み、姐さんと心を通わせていく。 そういう地道で特別な、一人の芸人のお話であります。 人数を絞っている分その描写は濃厚

    昭和元禄落語心中:第1話『与太郎放浪篇』感想 - イマワノキワ