高品質と高スピードを両立させるテストアプローチ/Test Approach that Improves Quality and Agility Together
背景 先日、デブサミの後に参加してきたQAイベントでの議論と、 その次の日の業後にあるマイクロサービスメインで扱われている企業のQA部長の方 とディスカッションしてきて感じた内容や発見をここに残す。 前提 ビジネスアーキテクトとして品質管理も担っている自分としては、 ビジネスサイドから品質を考えないなんて言語道断!というマインドがある。 エンタープライズアーキテクチャモデルの4階層を見てもらうのが一番早い。 私たちは、日々手作業のアナログな業務活動に加えて、 情報システムなどを使った業務プロセスと込みで、 全体としてサービス全体を成り立たせて、それをエンドユーザーなどに提供している。 BtoCだろうが、BtoBだろうが、この本質部分は一緒である。 そのビジネスの中で、「ここの連携早くしたい」とか 「この情報は、企業の存続のために死守したい」などという EAの最上位層であるビジネスアーキテク
この記事は、欠陥のトリアージについてのメモ書きポエムです*1。 ソフトウェアのテストや本番環境で検出されたインシデントには、さまざまな情報が付加されていきます。 インシデント管理システムなどへの最初の登録の際には、発生したソフトウェアのバージョン、事象、再現させるための条件などがあるでしょう。また調査や原因特定の過程で、事象の原因(ソフトウェア自体の欠陥なのか否かも含めて)、対策案といった情報も追加されていきます。 こういった情報の一つとして、「重要度」や「発生頻度」を管理することも一般的です。 重要度は、「重大度」「Severity」「Impact」などと呼ばれることもあります。「開発しているソフトウェアにとってどれほど致命的か」という情報です。 発生頻度は、「Frequecy」と呼ばれることもあります。「そのインシデントがどのくらいの頻度で起こり得るか」という情報です。 この「発生頻度
故障モード影響解析(FMEA)(えふえむいーえー、英: Failure Mode and Effect Analysis)は、故障・不具合の防止を目的とした、潜在的な故障の体系的な分析方法である。 故障モード影響解析(FMEA)は、「設計の不完全や潜在的な欠点を見出すために構成要素の故障モードとその上位アイテムへの影響を解析する技法」である[1]。フォルトツリー解析(FTA:Fault Tree Analysis)がトップダウン手法であるのに対し、FMEAはボトムアップ手法という違いがある。FMEAは、FTA、HAZOP(Hazard and Operability Study)、デザインレビューとともに国際電気標準会議(IEC:International Electrotechnical Commission)の国際規格になっており、現在第3版のIEC 60812:2018 である。第2
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