◆明日から韓国釜山でもPSI訓練が開始だが・・・ 明日9月26日、ロシア海軍と海上自衛隊はウラジオストク港内及び近海において日ロ共同訓練をおこなうとのこと。 実施される訓練は捜索及び救難共同訓練で、海上自衛隊は第7護衛隊司令白根勉1佐を指揮官に護衛艦ありあけ、護衛艦おおよど、乗員300名を派遣します。部隊は20日木曜日に佐世保基地を、21日金曜日に大湊基地を出港、23日日曜日にウラジオストクへ寄港しました。明日26日に出港し、訓練を実施します。 実は近年の中国海軍の急速な海軍力の増強と方向性の見えない外洋進出に、日本やアメリカと共に重大な関心を持っているのがロシア海軍で、特に1969年に中国軍によるロシア領内への侵攻を筆頭に両国関係には国境問題を軸として緊張関係があります。今回は定期的な訓練ではありますが、何らかのメッセージを送る効果は期待できるでしょう。 護衛艦おおよど、は28日に大湊へ
◆道路法車両制限令、車幅2.5mの規制 第三回は、装備品について国産装備か輸入装備かを考える上で、当たり前でもあり、そして少々小さな点、しかし重要な点を少し触れたいと思います。 自衛隊の装備品は、我が国において運用する、という前提、これを忘れてはなりません。しかし、これを踏まえて考えますと、自衛隊装備に重要な要素があることを思い出させるわけです。その最たるものが、道路法車両制限令が提示する車幅規制、というものがあり、我が国の道路は例えば鉄道が世界基準の標準軌1435mmではなく狭軌1067mmが採用されているように、狭い道路となっています。 道路法車両制限令第三条では、車幅2.5m、総重量25t以下、軸重10t、輪重10t、高さ4.1m、長さ12m、最小回転半径12m、以上の通り。陸上自衛隊の96式装輪装甲車は、これに合わせ全幅2.48m、全長6.84m、重量14.5t、この車両制限令の範
◆今度こそ実現?現中期防計画時でも導入は検討 政府の18日における発表によれば防衛省は2016年度以降の中期防衛力整備計画へ米国製RQ-4無人偵察機の導入を検討しているとのことです。 これは横田基地上空を飛行する米空軍のU-2偵察機ですが、RQ-4はこのU-2と同等の高度15000mから19000mの高高度を飛行し、情報収集任務に当たる航空機です。特に無人機という特性を活かし、RQ-4は36時間の連続監視飛行が可能で、その光学センサーは100km以上の距離での監視飛行が可能という極めて高性能なもの。 航空自衛隊ではRF-4戦術偵察機の後継機としてRF-15の開発を進めていたのですが、伝え聞くところでは戦術偵察機運用を熟知しないメーカーが仕様書に従い競争入札を落札したのですが仕様書の仕様通りの設計では戦術偵察機としての運用に耐えないとの判断が為され、契約は中止、後継機なきRF-4が運用を継続
◆ライセンス生産影響?イージス情報漏洩悪夢再び 三菱重工元部長でコンサルタント会社社長が、脱税で逮捕され、同時に三菱重工時代に得たペトリオットミサイルPAC-3部品情報を商社へ漏洩させていたことが判明しました。同時にこのコンサルタント会社社長は頻繁に中国へ出張しており、コンサルタント料として中国企業からの報酬を得ていました。 国家の安全保障を考える上で、情報は極めて重要です。有事に際して敵が防衛装備品の無力化への問題点を突く際や、運用に関する装備定数や稼働率に関する実際の情報は人命に並ぶ重要さを持つと同時に、より戦略的には国家間関係、特に同盟国との関係に大きな打撃を与える場合、そして国家の危機管理能力に対し影響を与えることで抑止力を揺るがす事態も考えられるのです。2007年12月、米海軍からのイージス艦情報を漏洩したとして海自横須賀基地業務隊の3等海佐が逮捕される事案がありました。
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