◆建造されたのは8900tおおすみ型輸送艦 海上自衛隊へ強襲揚陸艦の建造計画が報じられましたが、実はこの計画は初めてのものではありません。 強襲揚陸艦は削り過ぎた陸上自衛隊の動的運用に不可欠な装備で、統合輸送力として新防衛大綱でも求められたものですが、過去にも検討はされていました。現在、おおすみ型輸送艦3隻が第一輸送隊に装備され、運用されていますが、この輸送艦は基準排水量8900t、現在の海上自衛隊からすれば、満載排水量13500t補給艦ましゅう型2隻、ひゅうが型の基準排水量13500tが就役し、更に基準排水量19500t型護衛艦として、いずも型護衛艦の建造が始まっていますので、そこまで取り立てて大きくは感じませんが、8900t型輸送艦計画当時に最大の自衛艦は基準排水量11500tの砕氷艦しらせ、最大の護衛艦は基準排水量7200tこんごう型でしたので、8900tとは、非常に大きな一隻といえ
◆東条英機次男は世界的名機設計の当事者 我が国屈指の名機零戦の設計に従事し、戦後は国産機開発に活躍した東条輝雄技師が亡くなりました。 零戦設計の技師ということで、直接の繋がりはありませんが今回は21世紀の零戦と表現されるF-2支援戦闘機の写真と共に故人を送りたいと思います。東条技師は1914年生まれ、過去百年で最も厳しい大正十年代生まれであり、実父は太平洋戦争開戦時の首相である東条英機陸軍大将、その次男として育ち、将来は我が国において技術者が何よりも重要との父からの薦めを受け東京帝大を卒業、航空技術者として三菱重工名護や航空機製作所へと進みました。 東条技師は三菱重工において零戦の開発部門に所属し、強度計算を担いました。当時入手できる1000馬力のエンジンを最大限戦闘機として能力を発揮させるためには極限の軽量化が必要とされ、意峰で戦闘機としての厳しい運用を担うにはその必要な強度を維持しつつ
◆日米4万8000名が参加 防衛省によれば昨日11月5日より日米共同統合演習キーンソード2012が開始されたとのこと。 今回の日米共同統合演習は二年に一度実施されるもので参加規模は自衛隊3万7400名と米軍1万名、これに自衛隊が艦艇30隻と航空機240機を投入するという規模の演習ですが、同時に基本的に報道公開を行わないとのことで、こういうところに今回の演習の例年と異なる部分が見えるようです。 参考までに前回の日米共同統合演習は2010年、この時の自衛隊参加部隊は陸海空自衛隊より3万4100名、艦艇40隻と航空機250機が参加、米軍からは第13空軍を主力とし人員1万400名、原子力空母ジョージワシントン以下艦艇20隻と航空機150機が参加しました。 演習参加部隊の規模は人員でやや増加、一方で艦艇数が参加規模として縮小されている、という印象を受けるでしょう。なお、この2010年の演習では空中給
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