強制わいせつの疑いで逮捕された容疑者が「漫画をまねた」と供述したことを受けて、埼玉県警が漫画の作者に対して「配慮」を要請したことが物議を醸している。 逮捕容疑は昨年1月、「放射能の調査」だとして家に上がり、玄関で女子中学生を脅して体を触った疑い。そして、この漫画では「放射能検査」を口実に少女宅に上がり込み、性的暴行をするというシーンが描かれている。 毎日新聞は6月14日にこう報じた。 県警は今月7日に漫画家を訪ね、作品内容が模倣されないような配慮と、作中の行為が犯罪に当たると注意喚起を促すことなどを要請した。漫画家は「少女が性的被害に遭うような漫画は今後描かない」と了承したという。 この報道を受け、警察が漫画家を訪問し配慮や注意喚起を要請した点、さらには漫画家が「今後描かないと了承した」という点について、相次いで懸念が表明された。 「殺人事件のない名探偵コナンの時代がやって来ます」元参議院