サウジアラビアの首都リヤドにある屋内の雪体験施設「スノーシティー」で遊ぶ人々(2016年7月20日撮影)。(c)AFP/Abdelhadi Habtour 【7月31日 AFP】気温45度を超えるサウジアラビアの首都リヤド(Riyadh)でスキージャケットを着用しなければならないなんて前代未聞だ。だが、同市で今月オープンしたばかりの「スノーシティー(Snow City)」では必須アイテムだ。 頭から爪先までを覆う伝統的な衣装アバヤを身にまとうことを義務付けられているサウジアラビアの女性たちが、ここでは保温性のあるコートに暖かいブーツ姿でそりに乗り、スロープを滑り降りていた。 厳しい隔離規則を設け、レストランでも家族用と独身男性用の席が分かれている超保守的なサウジアラビアでは、女性が男性と同じ場にいるのも異例のことだ。 アミューズメントパークは子供向けの小規模なものがあるだけで、映画館や劇場