所は大阪市北区。地下鉄の駅で言うならば淀屋橋駅と梅田駅の間の界隈をブラブラ歩いていると、こんな素敵な建物を見つけました。 大阪市内には戦争の空襲の衝撃や猛火にも耐えた、大正時代から昭和初期、たまに明治時代に建てられた、レトロな香りがする建築がけっこう残っているのですが、これもその一つに違いない。 名前は、 グンヂルビ江大 ・・・なわけがない。これじゃ日本語になってへんし(笑 これは今はすっかり少なくなった、右から読む「右文字」です。当然ながら、 大江ビルヂング 右から読むとちゃんとビルの名前になります。 「ビル」というと、我々戦後の世代は何十階建ての垂直に建つ高層ビルを思い浮かぶことが多いです。これは和風のような洋風のような、なんだかどう表現してええのか言葉に困る、独特のたたずまいをした和洋折衷「ビルヂング」であります。 「ビル」でもなく「ビルディング」でもなく、「ビルヂング」というところ