太平洋戦争の激戦地・ガダルカナル島沖で沈んだ戦艦「比叡」を海上からソナーで捜索していた東京都内のNPOが、同島沖の海底で、隆起物を発見した。 専門家は「周囲の地形とは明らかに異なり、艦船の可能性がある」と指摘しており、同NPOは今後、水中探査機を投入してさらに調べたい考えだ。 日米両軍が激突した同島周辺海域は、多数の艦艇が沈んだことから「鉄底海峡」と呼ばれている。比叡は1942年11月の「第3次ソロモン海戦」で、米巡洋艦などとの砲撃戦で大破し、漂流した後に海中に没したため、詳細な沈没地点は今も謎という。 捜索しているのは、都内で水中探査会社を経営する池田克彦さん(71)らでつくるNPO「アジア太平洋英霊顕彰会」。同NPOは、比叡が最後に確認された海域や潮の流れなどから、沈没地点を同島北方約10キロの周辺海域と推定。昨年11月13~24日、ボートに取り付けたソナーで海底を探索した。
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