アニメーションと2つの口 先日、アニメの口の表現に関するツイートが流れてきた。 最近アニメのこの口の表現が、最も日本人に受け入れられたキュビズムだと目しているんだけど、詳しい人の解説を聞きたいとずっと思ってる。 pic.twitter.com/ugNs81yimZ— PS5OZ NT-D (@PSGOZMIKU) 2020年6月13日 ひとつのフレームの中に「輪郭の口」と「顔のパーツとして書かれた口」の2つが描かれているわけで、別々の視点から見た口の状態を同じ絵の中に書いたこれは「キュビズム」ではないか、と言っているわけだ。 実はアニメーションや漫画において、3D的なパースを基準と考えたとき目や口のパーツが実際の位置よりもカメラ寄りに描かれることは非常によくあることで、我々はこのような表現に日常的に接している。上のツイートのリプライでも次のような例が挙げられていた。 「だがしかし」でキョロ
![アニメと主観:3D世界から2Dアニメ世界への射影について - セミになっちゃた](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6d7492a53870487a66c8c50933966d15cc33e34f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fx%2Fxcloche%2F20200706%2F20200706223435.jpg)