外国産のわかめを使った商品を徳島県の「鳴門産」と偽って販売したとして、静岡市の食品加工会社を経営する親子など3人が不正競争防止法違反の疑いなどで警察に逮捕されました。 逮捕されたのは静岡市葵区で食品加工会社を経営する社長の小川重英容疑者(80)や、次男で役員の小川良容疑者(36)など3人です。 警察によりますと3人は去年11月上旬、駿河区の工場で外国産のわかめを使って加工した商品を「鳴門産」と偽って静岡市内の水産会社に販売したとして不正競争防止法違反と食品表示法違反の疑いが持たれています。 去年7月に静岡市と県から情報提供を受けて警察が捜査を進めていました。 警察によりますと、鳴門産と偽装されたわかめは静岡県の内外の30社以上の卸売業者を通して全国各地のスーパーや小売店、400店舗以上で販売されていた疑いがあるということで、今後事件のいきさつについて詳しく調べることにしています。 警察は3