航空自衛隊に初の女性戦闘機パイロットが24日、誕生する。新田原(にゅうたばる)基地(宮崎県)の第5航空団に配属され、F15戦闘機に乗り、今後、外国軍機による領空侵犯に対処する任務に就く。防衛省は、少…
航空自衛隊に初の女性戦闘機パイロットが24日、誕生する。新田原(にゅうたばる)基地(宮崎県)の第5航空団に配属され、F15戦闘機に乗り、今後、外国軍機による領空侵犯に対処する任務に就く。防衛省は、少…
自動車大手で発覚した外国人技能実習生の不正な働かせ方が、電機大手の日立製作所の現場にも広がっている疑いが明らかになった。技術者を夢見て来日した実習生からは、日立と監理団体に対する不満の声が上がる。国から実習の監査を任されている、この監理団体は、日立グループへの実績を元に実習生を「安い働き手」として他の企業に売り込んでいた。 日立製作所笠戸事業所(山口県下松市)で技能実習中の、あるフィリピン人男性の仕事は窓の取り付けだ。男性によると、実習生らが4人1組で重さ120キロ超の窓を運び、鉄道車両に手作業で取り付ける日々を繰り返しているという。男性は「電気機器組み立て」の実習目的で昨春来日したが、「これで技能が学べるのだろうか」と不安をもらす。 男性はフィリピンの理科系大…
「上司の武勇伝を聞かされる」「とにかく笑顔で相づちを打つ」――。 上司との飲み会でこんな体験を持つ人が多いことが、クラフトビール大手の「ヤッホーブルーイング」(本社・長野県軽井沢町)が実施した「飲み会実態調査」で明らかになった。 20~50代の会社員ら800人からインターネットで聞いた。上司との飲み会で体験したことを選択肢で尋ねると、64%の人が「武勇伝・自慢話を聞かされる」と回答。「上司の話が分からなくても、とにかく笑顔で相づちを打つ」「何度か聞いた話でも初めて聞くような反応をする」も、それぞれ67%にのぼった。 同時に「飲み会で上司と対等に話せると、より楽しくなると思うか」との質問には、7割の人が「そう思う」と答えた。 一方、上司の立場にある人に「自分は部下の話を引き出すことがうまいと思うか」と聞いたところ、「そう思わない」が55%だった。「自分たちと飲んでも部下は楽しくないと思う」も
なぜ、母の「無償の愛」や「子どものための自己犠牲」は美談になりがちなのか――。その理由を追った「不道徳お母さん講座 私たちはなぜ母性と自己犠牲に感動するのか」(河出書房新社)が7月に出版されました。著者の堀越英美さん(45)は、「よき母」になろうとして苦しんだことがあるそうです。 堀越さんには2人の小学生がいる。執筆のきっかけは自分の出産と育児だった。「まじめに『いい』とされるものをやってみました」。無痛分娩(ぶんべん)は親類に反対されたため、自然分娩(ぶんべん)に。母乳のために厳しく食事を管理し、授乳の間は子どもの顔をみつめ続けた。どれも育児雑誌などで推奨されていた。気が付いたら疲れ果て、「ぼろぼろになっていた」。推奨されていることの効果に、異議を唱える専門家がいることも知った。 「世の中には『食べるだけでやせる』といった楽できることを強調する宣伝があふれている。苦労ばかりが推奨されるの
ロシアやイランなどカスピ海沿岸5カ国は12日、カザフスタン西部のアクタウで首脳会議を開き、「カスピ海の法的地位に関する協定」に署名した。カスピ海は地下資源に恵まれ、領有権などをめぐって20年以上にわたり協議が難航していた。決着の背景には、最近のイランと米国との関係悪化もあるとみられる。 会議には、ロシアのプーチン大統領やイランのロハニ大統領のほか、カザフスタン、アゼルバイジャン、トルクメニスタンの各首脳が出席。各国の沿岸15カイリ(約28キロ)を領海と定め、同25カイリを排他的な漁業水域と定めたほか、第三国の軍の活動を禁止した。地下資源の分割については隣国との協議で解決を目指すとしている。 会議後の記者会見で、プーチン氏は「合意は価値あるものだ」と強調した。イランメディアによると、ロハニ師も「イランは貿易促進のために重要な役割を担う」と語った。 タス通信などによると、協議は1996年に始ま
長崎ちゃんぽんを手がけるリンガーハット(東京)は3日、「長崎ちゃんぽん」など主力商品を10日から平均3・3%値上げすると発表した。記録的な猛暑で野菜価格の高騰が続き、価格を維持するのが難しくなったためだという。 対象は北海道と沖縄以外の全国646店舗。主要メニュー21品のうち、13品が10~30円程度の値上がりとなる。地域別に価格を設定しているが、東日本では「長崎ちゃんぽん」が税込みで626円が637円、西日本は583円が604円に。「長崎皿うどん」は同様に648円が669円に上がる。西日本は637円から669円となる。 担当者は「価格改定は心苦しいが、引き続き高品質の商品を提供したい」と話す。
気象庁が統計を取り始めた1951年以降、「初めて」のコースをとる台風12号。東から西へ列島を横切る進み方をさせたのは、主には上空の寒冷低気圧だ。この低気圧の発生自体は珍しくはないが、さらに二つの高気圧の位置も影響して異例の進路となった。 25日に日本の南で発生した台風12号は太平洋高気圧に沿うように北上。その後、日本の東にあった寒冷低気圧に近づいた。この低気圧は反時計回りの空気の流れを持ちながら、ゆっくり西へ。台風は巻き込まれるように北西から西に進んだ。 当初、台風12号は日本海側へ抜けるとの予想もあった。だが今月の猛暑をもたらした要因でもあるチベット高気圧が大陸側から想定より南側に張り出した。台風は北方向への行き場を失い、西へと進む見通しとなった。 また台風は反時計回りの渦を巻いており、東側には南風が入る。南海上の水蒸気量が豊富な空気が運ばれ、北側の冷たい空気とぶつかって大気が不安定に。
仕事中にウトウトしてきたら、部屋の温度が自動的に下がって眠気を吹き飛ばす――。NECとダイキン工業は25日、オフィスでの居眠りを防ぐシステムを共同開発すると発表した。2020年にも実用化し、生産性の向上をめざす企業に売り込む考えだ。 システムの仕組みは、こうだ。まずはパソコンの画面にカメラをつけるなどして、働き手のまぶたの動きを追う。まぶたの動き方に変化が出れば、眠気におそわれ始めたと判断。部屋のエアコンの設定温度を一時的に数度下げて働き手に刺激を与え、目覚めを促す。 NECは得意の顔認証技術を生かし、まぶたの動きを追う技術を開発する。まぶたの動きの分析には人工知能(AI)を使う。 ダイキンはエアコンを制御する技術を担当し、眠気を感じた働き手だけに風をあてるエアコンの開発も検討する。 まぶたの動きは記録するが、だれのデータか特定できないようにするという。「勤務態度の監視には使えないようにす
視覚障害者を装ってデパートの女性従業員に痴漢行為をしたとして、警視庁は9日、神奈川県秦野市の会社員の男(33)を東京都迷惑防止条例違反(痴漢)の疑いで逮捕し、発表した。「間違いありません」と容疑を認めているという。 人身安全関連事案総合対策本部によると、男は2月28日午後1時50分ごろ、東京都中央区内のデパートで20代の女性従業員に「トイレに行きたいけど目が見えないので連れて行ってほしい」などと依頼。トイレまで案内される際、わざと転んで従業員の胸や腕を触った疑いがある。男に視覚障害はないという。 都内や神奈川県内では2014年以降、視覚障害者を装った男によるデパート女性従業員への痴漢行為が数件確認されており、警視庁が関連を調べている。
法務省と厚生労働省は3日、愛媛県宇和島市の縫製会社「エポック」(松本重昭・社長)による外国人技能実習生の実習計画の認定を取り消した、と発表した。同社が入管難民法違反罪で罰金を科されたためで、技能実習適正化法が昨年11月に施行された後の取り消しは初めて。同社は今後5年間、実習生の受け入れができない。 法務省によると、同社は今年5月、短期滞在資格で入国した中国人2人に不法に縫製の仕事をさせたとして、入管難民法違反(資格外活動幇助〈ほうじょ〉)罪で罰金30万円の略式命令を受けた。実習生の保護のため、受け入れ企業や団体の監督強化を目的に制定、施行された技能実習適正化法はこうした場合、5年間にわたって実習計画の認定が受けられないと定めている。 同社は現在、3人の中国人を実習生として受け入れているが、2人は帰国または帰国予定で、1人は別の企業での実習を希望しているという。別の中国人1人も実習生として入
髪の毛などが抜ける「円形脱毛症」。日本皮膚科学会は昨年12月、7年ぶりに改訂した診療ガイドライン(指針)で、ウィッグ(かつら)の使用を推奨し、「治療しないこと」も選択肢にあげた。根本的な治療法がないなか、患者の心身の負担なども考慮し、治療に固執しない考え方があることを示した。 ウィッグ着用も推奨 東京都内の大学院生、吉村さやかさん(32)は7歳ごろから後頭部の毛髪が抜け始めた。脱毛が全身に及ぶタイプの円形脱毛症と診断され、半年から1年の間にほとんどの毛が抜けた。 薬だけでなく、鍼(はり)やローラーによる刺激といった、科学的根拠に乏しい方法も試したが、効果はなかった。一時は不登校になったが、中学生になってからは周囲も話題にせず、楽しく過ごせた。治療からは自然と足が遠のいたという。 大学院では現在、社会学を専攻し、調査の一環で円形脱毛症の当事者の聞き取りを続けている。患者が抱える生きづらさの背
妻を脇差しで刺してけがを負わせたとして、熊本県警は19日、熊本市東区東本町の無職の男(77)を傷害容疑で逮捕したと発表した。妻が深夜までスマートフォンをいじっていたことをきっかけに口論になったとみられており、男は容疑を認めている。 熊本東署によると、男は同日午前1時ごろ、自宅で妻(73)を脇差しで複数回突き刺し、左すねや左手の薬指などに2週間程度の刺し傷を負わせた疑いがある。妻は近くに住む孫のところに逃げ、孫が119番通報をして発覚した。捜査員が自宅に向かうと、男が室内におり、「脇差しでやりました」と容疑を認めたという。 同署の調べでは、男は酒を飲んで寝ていたが、夜中にスマートフォンをいじっている妻に気付いて立腹。「依存症だ」などと言って口論となり、かっとなって刺したという。使用された脇差しは登録証がついており、自宅で所有しているものだった。(吉備彩日)
神奈川県大井町の東名高速で昨年6月、あおり運転を受けて停止したワゴン車が大型トラックに追突され、夫婦が死亡した事故をめぐり、無関係の建設会社(北九州市)に関するデマや個人情報をネット上に書き込んだなどとして、福岡県警は19日、福岡市などに住む男11人を名誉毀損(きそん)容疑で書類送検し、発表した。いずれも容疑を認めているという。 県警によると、書類送検されたのは9道県の33~63歳の会社員や派遣社員ら。それぞれ昨年10月11~14日、携帯電話やパソコンを使ってネットの掲示板サイトやSNSにデマを転載するなどし、不特定多数に閲覧させて建設会社の名誉を損なわせた疑いがある。 被害を受けた建設会社「石橋建設工業」の石橋秀文社長や捜査関係者によると、ワゴン車の進路をふさいで追突事故を引き起こしたなどとして逮捕された男の姓が「石橋」で、自宅が北九州市に近い福岡県中間市だったことなどから、石橋社長を「
「無防備力も、女子力なんだと 思います。」。幼い女の子の写真に、そんなコピーが書かれた西日本鉄道(福岡市)の中づり広告についてSNS上で批判の声があがり、西鉄は15日、この広告を撤去した。識者の一人は「ありえない文言」として、西鉄側に撤去を求めていた。 西鉄によると、広告は、前身企業の設立から110年になるのを記念して作った、144枚のうちの1枚。5月25日から記念のラッピング電車内で使っていた。西鉄広報課は「幼い頃の自分のように、肩に力の入っていない、無邪気で飾らない姿が本当の自分らしさかもしれない、とのコンセプトだった。それが伝わらず、批判の声もあり、撤去を決めた」と説明する。 SNS上では、「マズイのでは…(痛ましい事件が続いていますし)」「普段は女性の性犯罪被害について被害者側に過剰なほど自衛を求めるくせに」「女性がどれだけ被害を受けているかその現実に目も向けず、自衛を迫りながら、
加計学園による獣医学部新設をめぐり、愛媛県が国会に出した文書に記載されている資料が、文部科学省に残っていることが分かった。県の文書では、この資料は加計学園の理事長と安倍晋三首相が2015年2月に面会した際、学園側が提供した資料の一部だとされる。学園と首相はいずれも面会を否定しているが、県の文書と合う事実がまた判明した形だ。 文科省で見つかったのは、県文書に登場するのと同じタイトルの「新しい教育戦略」という資料。野党議員らの要求を受けて調べたところ、獣医学部を担当する専門教育課に紙で保存されていたという。文科省は資料を愛媛県から入手したとしているが、県は「県が提供したかわからない」としている。 資料には「獣医学教育空白地域『四国』に新しい獣医学部を創設」と書かれたうえで、「人獣共通感染症(略)等に対処でき、国際調和に貢献する」「ライフサイエンス分野で活躍」「(動物感染症の発生に)四国の特性を
アニメ化が決まっていたライトノベル「二度目の人生を異世界で」の原作者が、中国や韓国に対する差別的な発言をしたとして、出版元のホビージャパンは6日、これまでに刊行された計18巻を出荷停止にすることを決めた。アニメの公式サイトも、放送及び制作の中止を発表した。 5月下旬のアニメ化発表後、過去に原作者の「まいん」氏がツイッターに、「中国人が道徳心って言葉を知ってたなんて」「日本の最大の不幸は、隣に姦国という世界最悪の動物が住んでいること」などと投稿したとネット上で指摘された。ホビージャパンはこれらが事実と認め「作品の内容とは切り分けるべき事項ではありますが、著者が過去に発信したツイートは不適切な内容だった」とのコメントを6日に発表した。投稿はすでに削除されている。 まいん氏は5日、ツイッターに「事実関係を正確に把握せず、深い考えもなく行った発言ではありますが、行きすぎた内容であったことを深く反省
麻生太郎財務相は4日午後、森友学園との国有地取引に関する決裁文書の改ざん問題で記者会見し、「行政文書を改ざんし、それを国会等に提出するようなことは、あってはならないことであり、誠に遺憾であります。深くおわびを申し上げます」と謝罪した。一方で「私自身の進退については考えておりません」として、辞任する考えがないことを改めて強調した。 財務省は同日、調査報告書と職員に対する処分を公表。麻生氏自身も「財務省、ひいては行政全体の信頼を損なった」として、閣僚給与1年分を自主返納するとした。野党などから自身の監督責任を問う声が強まっているが、「文書管理の徹底など必要な取り組みを全力で進めていくことにより、大臣としての職責を全うしたい」と、続投する意向を示した。 改ざんの動機を問われた麻生氏は「それがわかりゃ苦労せんのです。どうしてスタートしたのか」と発言。事態がなぜ起きたか、省内調査では全容を把握できて
森友学園との国有地取引をめぐる決裁文書の改ざん問題について、カナダを訪問中の麻生太郎財務相は2日(日本時間3日)、「組織的ではない」と述べ、理財局の一部の職員による行為だったとの認識を示した。問題を軽視するかのような発言で、責任を問う声が改めて高まりそうだ。 カナダで開かれた主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議の終了後の記者会見で述べた。麻生氏は改ざんについて「大蔵省(財務省)という全体の組織で日常的に行われているわけではないという意味では組織的ではない」と発言。「理財局の国有資産の中の一課が主たる人たちで、それ以外の人は全く関係なかった人たちがほとんどだ」と説明した。 「組織的ではないのか」と質問した記者に対し、「組織的と言いたいあなたの立場とか、会社の都合とか、いろいろあるんだろうから、いろいろ言い方はあると思うが、私の考え方として、大蔵省(財務省)全体でやっていたわけではないと
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