5.1chスピーカーの配置と調整ホームシアターにおけるサラウンドサウンドの立体感や臨場感は、スピーカーの配置や調整が重要です。今回は、スピーカーの配置と調整の基本をご紹介します。 コンポやラジカセなどのステレオ機器は、左右(以降LRと記述)2つのスピーカーで、横方向の広がりを再現します。これに対し、ホームシアターは、原則、フロントLR(前)として2つ、センター(前中央)として1つ、リアLR(後)として2つ、合計5つのスピーカーでリスナーを取り囲みます。 ステレオに比べ、前後の広がりを加えた立体感と、重低音を受け持つサブウーファーによる空気感で、臨場感を演出します。よって、その立体感や臨場感は、スピーカーの配置や調整が重要となるのです。今回は、配置と調整の基本をご紹介します。 スピーカーの配置(5.1chの場合) 音や映像の製作者の意図した立体感を得るには、スタジオでの制作過程と同じスピーカ