かるかん饅頭 軽羹(かるかん)は、鹿児島県をはじめとする九州・沖縄地方特産の和菓子である。名前の由来には諸説があるが、「軽い羹」という意味であるともされる。本来はういろうなどと同じく棹菓子であるが、近年は饅頭状として、中に餡を仕込んだ「かるかんまんじゅう(軽羹饅頭)」の方がより一般的になっている。 製法[編集] 原料として、砂糖、かるかん粉、山芋、水を用いる。重量比は6:5:4:3程度。 かるかん粉は米粉の一種で、うるち米を水洗いして、ひびを作り、粗く挽いた粉で、鹿児島県内を中心とした数社で製粉され、市販もされている。 山芋については、ナガイモなどよりも自然薯(ヤマノイモ)が適しているとされる。このため原料となる自然薯が不作の年には、値上げを余儀なくされたり生産そのものが困難になる場合がある[1]。材料不足、粘度不足の場合、卵白を加え入れる例もある。 山芋は皮を剥いてすりおろし、水を少し加
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