元F1経験者で、今も世界のトップカテゴリーで戦うドライバーであるデ・フリーズがスーパーフォーミュラにデビューするとあって、国内の猛者たち相手にどれほどのパフォーマンスを見せられるか、その期待値は必然的に高まっていた。 しかしながら、テストはおろかシミュレータセッションも実施できていないデ・フリーズにとっては、厳しい条件でのデビューになったのは確か。フリー走行を16番手で終えると、迎えた予選ではQ1のアタックラップをまとめきれず、B組10番手。決勝は18番グリッドからのスタートとなった。 写真: Masahide Kamio 「予選の路面温度はプラクティスに比べてかなり高かったから難しかったし、今日は全体的にブレーキングに苦労した」 そう語るデ・フリーズ。アタックラップでは1コーナーでブレーキをロックアップさせ、5コーナーでもリヤのスタビリティを失うような場面があった。 「プラクティスでは、