精神科の怪しい伝説の1つに、 統合失調症の人はアメ玉が好き。 というものがある。この真偽だが、たぶん正しい。実際、恐ろしいことに、海外でそういう論文もあるらしい。 かつて「統合失調症の人はおやつによく黒棒を注文する」と書いたことがある。これと概ね同じ意味であろう。 統合失調症の人でなくても、パニック障害などで、イライラや焦燥感が高まるとアメやチョコレートを食べると症状がやわらぐと言う人もいる。 また過去ログで、シドニーの「夫婦喧嘩をしても機嫌がなおるケーキ屋さん」をアップしている。どうも血糖とイライラ感、焦燥感は無関係ではなさそうなのである。 摂食障害の患者さんの過食行動の当初のきっかけはそういうものも関係しているのかもしれない。 摂食障害でも拒食・著しい体重減少タイプの患者さんでは成長ホルモンは高値になっていることが多い。(過食症の場合は成長ホルモンは正常)。また拒食・過食いずれの摂食障