働き盛りの40〜50代。この頃から「自分の親に介護が必要になるのではないか」と気になり始める人は増える。また、そうした人たちは、「介護が必要な高齢者の約半数は認知症であり、介護施設にいる高齢者の約80%が認知症である」という統計(「世界アルツハイマー病報告書2014年版」)からみても、親の認知症発症を心配している人が多いといえるだろう。その一方で、自分のこととなると、「まだ若いし、元気に働けているし、自分は大丈夫」と答えるはず。しかし『認知症は脳のメタボだった!』(白澤卓二/宝島社)によると、ショッキングなことに、認知症は40代からじわじわと進行しているというのだ。 【画像あり】ダ・ヴィンチニュースはこちら 【認知症のほとんどは、アルツハイマー型認知症と血管性認知症】 そもそも認知症と呼ばれる症状のほとんどは、アルツハイマー型認知症と血管性認知症が占めるという。アルツハイマー型認知症は