夏の扉が閉まる前に、家族にまつわる怪談第2弾。 私が、心霊や怪奇現象、超常現象、宗教、その他の類には興味がないことは前述した通りだ。 「そういうものは存在していてもいいけれど、存在しなくても構わない」 そう、思っている。 時々巻き起こる不思議な現象に関しては、深く関わらないことにしており、だから「ツッコミ不在」の状態が起きる。 テレビが勝手についたって、物が勝手に動いたって、そんなことは私に関係ない。だから、ちょっとした怪奇現象は干渉せず放置する。 そんなんであるから、”おばけ”各位に関しては、驚かせ甲斐がなくて申し訳ないと思う。 しかし、人生のある時期、油断しているとポッコリと科学では説明できないなにかに遭遇してしまい、消化不良を起こすこともある。 今から私が話す経験は、昔、好きだった男にそれとなく話したら 「大木さんは、クレイジーですね」 と言って笑っていた。私は、だよねだよね、と言っ
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