(CNN) パレスチナ自治区ガザ地区で食料支援活動中だったNPOスタッフがイスラエル軍の空爆に巻き込まれ死亡した問題で、イスラエル軍のハレビ参謀総長は2日、「重大なミス」があったことを認めて謝罪した。 死亡したのは国際NPO「ワールド・セントラル・キッチン(WCK)」のメンバーで、外国人を含む7人。 ハレビ氏のビデオ声明によると、イスラエル軍は初期段階の聞き取り調査を完了し、支援要員を狙った攻撃ではなかったと断定した。 同氏は、戦時下の夜間という「非常に複雑な条件」下で起きた「誤認」によるミスだったと説明し、「起きてはならないことだった」と認めた。 そのうえで、WCKのメンバーに意図せず危害を加えたことを謝罪し、遺族とWCK全体に「心の底から」弔意を表した。 攻撃は重大なミスだったと述べ、イスラエル軍は今後も人道支援スタッフの保護に向けた対策強化に即刻取り組むと表明した。 ハレビ氏は声明の