阿部寛演じる破天荒な弁護士・桜木建二が、落ちこぼれ高校生たちを東京大学に合格させるべく、熱血指導を繰り広げる『ドラゴン桜』(TBS系)が、大好評のうちに最終回を終えた。ドラマでは、なんの取柄もないなら東大に行って人生を変えろ、と過激な言葉で鼓舞していたが、そうは言っても東大に入るためには多くの時間勉強して受験を突破しなければならない。 【図解】東大は「入学後」の成績で学部が決まる。文科一類~理科三類まで、それぞれの主な進路は? しかし、そもそも勉強とは何のためにするのか。「勉強が苦手」という子供たちは、そこが腑に落ちていない。『東大メンタル「ドラゴン桜」に学ぶ やりたくないことでも結果を出す技術』(日経BP)の著者で、東京大学経済学部4年生の西岡壱誠さんは、こう語る。 「たとえば、ケンタッキーフライドチキンの店頭に立っている、『カーネル・サンダース』人形。実は、あの人物の本名は、ハーランド