アル・イテハドの元フランス代表FWカリム・ベンゼマに対する批判が国内外で相次いでいるようだ。18日、スペイン紙『マルカ』が報じている。 今月に入り、イスラエルとパレスチナのガザ地区を実効支配しているイスラム過激派組織ハマスによる紛争が勃発し、すでに5000人近い死者が出ている。この事態を受けたベンゼマは自身の公式X(旧:Twitter)にて「女性や子供たちをはじめ、不当で容赦ない爆撃の犠牲者であるガザ住民のために、私たちは祈りを捧げます」と投稿。アルジェリアにルーツを持つ同選手は敬虔なイスラム教徒で、ガザ地区で戦火にさらされる同胞に対する連帯を示していた。 しかしこの投稿が反ユダヤ主義と捉えられ、対立するイスラエルを支持する国々から批判が殺到。とりわけ、母国フランスから深刻な非難を受けており、ジェラルド・ダルマナン内務大臣は、同選手がイスラム主義組織で各国政府からテロ組織として認定されてい