森見登美彦作品の舞台について 2005.4.24 森見登美彦氏の小説「太陽の塔」「四畳半神話大系」。いずれも京大生妄想小説と呼ばれるように、登場人物もその舞台も極めて京都市左京区ローカルである。登場人物の行動の軌跡を、地図上に書こうと思うと、以下の通り、実際に書けるほど、現実そのままの地理感に基づいていると言って良い。 マピオンラボに書いてみた「太陽の塔」の主な舞台(地図1)。狭い… 他に「太陽の塔」の京都全体図(地図2) 同じく「四畳半神話大系」の主な舞台(地図 3)。めっちゃくちゃ、狭い(^^;; しかしながら、「太陽の塔」に関しては、現地を久々に歩いてみた結果、叡山電車に関わる部分に関してのみ、幻想(フィクション)性が相当に入っていることを再確認したので、ここにご報告しておく。 勿論、幻想が入っていると言っても、叡山電車に乗っても普通、太陽の塔には辿り着かない、という