ウクライナの東部では、ロシア軍がウクライナ側の拠点に向けて砲撃を繰り返すなど、激しい戦闘が続いているものとみられます。一方、ロシアでは、軍事侵攻の継続を支持している人が4分の1にまで低下したとする世論調査の結果が、独立系メディアによって伝えられるなど、世論が変化してきていることをうかがわせています。 ウクライナ東部のドネツク州をめぐり、ロシア国防省は30日、2つの集落を掌握したと主張したほか、ウクライナ軍の参謀本部は1日、ロシア軍がウクライナ側の拠点の1つ、バフムト方面への砲撃を繰り返していると発表し、激しい戦闘が続いているものとみられます。 アメリカのシンクタンク「戦争研究所」は30日、ロシア軍がバフムトを掌握するため、長期間にわたって兵員や装備を消耗し続けていると指摘したうえで、「ウクライナ軍によるほかの地域での反撃を容易にする可能性がある」という見方を示しています。 一方、ロシアの独