danah boyd / 青木靖 訳 2007年4月6日 私は相変わらずミームが嫌いだが、ナンシーのことは好きだ。自分でこんなことをする気は 全然なかったが、それはどうして成功したか話すなどということをおおよそやりたくなかったからだ(自分が成功していると認めるのが嫌だというのが主な理由だ)。しかしどうすれば私のようになれるかという学生の質問や、私が自分の受けている注目に値しないという年嵩の学者たちの批判のことを、このところずっと考えてもいた。 ある意味で彼らの指摘は正しい。すごい仕事をしながら、それがあまりおしゃれじゃないというだけでほとんど注目されない人たちもいる。一方で、私は必死にやっているし、そうしている理由はこの世界に違いをもたらすことができると信じているからだ。私はいつもオードリー・ロードの言葉 「主の道具では主の家をばらすことはできない」と格闘しており、それは主の道具を捨てれば