調査会社のNPD Groupによれば、Apple ComputerのiTunes Music Store(iTMS)は、今やTower RecordsやBordersといった従来のレコード店より多くの楽曲を販売しているという。 NPDは、オフラインの音楽小売店における顧客の購買習慣とともに、デジタル音楽ストアからのダウンロードについても調査している。同社によれば、iTunesはこの3カ月間で、初の米国売上トップ10入りを果たしたという。 「iTMSの成長ぶりと、レコード店の苦戦ぶりを考えると、iTMSが近い将来、さらに順位を上げるのは間違いないだろう」とNPDの音楽・映画業界アナリストRuss Crupnickは述べる。 この調査結果は、デジタル音楽が音楽業界全体において重要な地位を着実に占めつつあるという興味深い兆候を示している。そして、Appleがこのトレンドを主導している。 全米レコ