美しい渓谷で人気の観光地、京都の保津峡で「海の日」の18日、プラスチックごみによる海洋汚染を川から防ごうと、川岸に散乱しているペットボトルなどのプラスチックごみを回収する取り組みが行われました。 参加した人たちは観光用の川下りの舟に乗り、渓谷美が美しい保津峡の川岸まで移動しました。そして、川岸に打ち上げられたペットボトルや食品トレーなどのプラスチックごみを拾い、1時間ほどで40袋分のごみが回収されました。参加した小学6年生の男の子は「これだけのごみが海まで流れると、海を汚してしまうのでよくないと思いました」と話していました。 プラスチックごみは、いったん海に流れ出ると、紫外線や波の力で細かく砕かれ、大きさが5ミリ以下の「マイクロプラスチック」になりますが、分解されずに海を漂い続けるうえ、有害物質を付着しやすいため、海の生態系への影響が懸念されています。 マイクロプラスチックによる海洋汚染は