情報流出“事件”は、ついに陸海空3自衛隊に広がった。今朝の産経新聞によると、海自では「秘密情報や個人情報は私用パソコンからファイル交換ソフト『ウィニー』を通じてインターネット上に流出した」が、新に陸自と空自でも、「訓練計画などの情報流出があった」という。「いずれもウイルス感染した私用パソコンから流出したとみられる」ようだが、国家防衛に携わる自衛隊が、情報を「防衛(保全)できない」様では頼りにならない。 防衛庁では当然その対策に躍起になっていると思うが、上辺だけを取り繕っても根本解決にはならないだろう。 聊か古い体験談になるが、私が現役時代、予算の制約で日用品はじめ、色々な機材不足で不自由した。例えば、飛行隊の「各種表示板」など、外注するにも予算がない。教材整備隊という専門部隊に発注しても、注文が多すぎるので一年先になる。それでも訓練は中断できないから、器用な隊員が「日曜大工」で勤労奉仕し、