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ブックマーク / www.webchikuma.jp (4)

  • 〈5〉「アニメにもこれだけのものができるんだ」|富野由悠季論|藤津 亮太|webちくま

    富野由悠季とはどんなアニメーション監督か。「演出の技」と「戯作者としての姿勢」の二つの切り口から迫る徹底評論! 書籍化にさきがけて論の一部を連載します。 今回はシリーズ「出発点としての『鉄腕アトム』」第2回。初演出作で何を描き、そこにはどんな試行錯誤があったのか。演出家・富野氏の原点を探ります。 (バナーデザイン:山田和寛(nipponia)) 前回「〈4〉演出・脚デビュー作で描いたもの」はこちら 原作エピソード「青騎士の巻」 富野によるオリジナル脚の4作を並べてみると、原作のエピソードをアニメ化した第179話「青騎士の巻 前編」、第180話「青騎士の巻 後編」を富野が手掛けたことが非常に自然な流れとして見えてくる。というのも、オリジナルの4作と「青騎士」は深いところでの共通点が感じられるからだ。富野は「青騎士の巻 前編」で脚・演出、「青騎士の巻 後編」で演出を担当している(後編の

    〈5〉「アニメにもこれだけのものができるんだ」|富野由悠季論|藤津 亮太|webちくま
  • 兵器への偏愛が生んだ一編の批評|ちくま新書|大塚 英志|webちくま

    戦時中、少なからぬ人々が、頭上を飛ぶB-29を見て「美しい」という言葉を残していました。人を殺す兵器を見て美しいと感じる、その感覚と深く向き合った『B-29の昭和史』の書評を、大塚英志さんに執筆していただきました。PR誌「ちくま」に掲載したものより少し長い、完全版です。 ぼくは言うまでもなく「おたく」の類だが、ミリタリー方面には疎く、手先が不器用でプラモデルも苦手だ。模型雑誌に一瞬手を出した時があったが、もっぱら海洋堂の綾波レイのガレージキットの情報が目当てで、買って箱ごと観賞用に飾るだけだった。それでもナチスドイツの戦車や飛行機の模型写真に思わず見とれる時があった。思想的にはぼくはベタなサヨクだが、その「思想」に反して、兵器のデザインを「美しい」と思うことがある。ぼくと比較するのはあまりに不遜だが、宮崎駿もその左派的発言とミリタリーマニアぶりの解離はよく知られている。若き日の宮崎がミリタ

    兵器への偏愛が生んだ一編の批評|ちくま新書|大塚 英志|webちくま
  • 第6回 「問い方のマジック」にひっかからない|はじめての哲学的思考|苫野 一徳|webちくま

    2.「問い方のマジック」とは あっちが正しい?こっちが正しい? 哲学的思考の初歩の初歩。その第2点目は、「問い方のマジック」にひっかからないということにある。 「問い方のマジック」、それはいわゆる二項対立的な問いのことだ。 たとえば、こんな問い。 「教育は子どもの幸せのためにあるのか? それとも、国家を存続・発展させるためにあるのか?」 僕自身は、この「問い方のマジック」で人をあざむくのが好きじゃないので、授業や講演なんかでも、この話をする時、どちらが正しいと思うか手を挙げてもらうなんてことはやらない。 でも、ここで「はい、子どものためだと思う人?」と挙手を求め、続いて、「じゃあ国のためだと思う人?」なんて聞いたとしたら、“マジック”はいっそう効果的になる。 そう、僕たちは、「あちらとこちら、どちらが正しいか?」と問われると、思わず、どっちかが正しいんじゃないかと思ってしまう傾向があるのだ

    第6回 「問い方のマジック」にひっかからない|はじめての哲学的思考|苫野 一徳|webちくま
  • オウム事件 webちくま「1995年」速水健朗

    書評 2024/8/2 動物豆知識bot カルチャー愛好家のための新たな重要文献 デーヴィッド・マークス『STATUS AND CULTURE』書評

    オウム事件 webちくま「1995年」速水健朗
    ustar
    ustar 2013/02/04
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