EU離脱は自滅=日本も残留支持を-英実業家 インタビューに応じる英外貨両替サービス大手トラベレックスの創業者、ロイド・ドーフマン氏=19日、ロンドン市内 【ロンドン時事】英国の著名実業家で、外貨両替サービス大手トラベレックスの創業者ロイド・ドーフマン氏は、英国が欧州連合(EU)から離脱すれば経済への打撃は計り知れず、自滅に向かうとの懸念を示し、経済関係の深い日本も残留支持を明確にするよう訴えた。25日までに時事通信のインタビューに応じた。 英国は6月23日にEU離脱の是非を問う国民投票を実施するが、賛否は伯仲。先週末に訪英したオバマ米大統領が残留支持を明言するなど、離脱の悪影響を懸念する声が国際的に高まっている。 ドーフマン氏は、離脱した場合、「EUとの新たな貿易交渉などに多くの年月を費やし、経営環境の先行き不透明感が長引く」と予想。投資や雇用の増加を阻害するとの見方を示した。 また