[北京 22日 ロイター] 中国国土資源省は21日、独自のオンライン地図サービス「マップワールド」を発表した。グーグルの衛星地図サービスである「グーグルアース」に対抗する。 新サービスは、グーグルGOOG.Oの中国本土におけるサービスをさらに困難にする可能性がある。グーグルと中国政府の関係は昨年から悪化しており、同社は中国本土の検索サービスを撤退に追い込まれた。 中国当局は5月に、オンラインで地図、位置情報サービスを提供する会社に対し、免許申請を義務付けた。新規則では、中国政府は免許を取得できなかったプロバイダーを閉鎖する権利を有するほか、プロバイダーは免許申請のために国内にデータを保存するサーバーを設置しなければならない。 グーグルは中国でオンライン地図サービスの免許を申請しなかったが、中国本土のパソコンからもサービスにアクセスできる。 同社は中国本土にサーバーを保有しておらず、グーグル
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