サトウ食品:09年4月期、営業利益3.2倍、テレビCM抑制や販促費削減で利益アップ。2009年06月15日15時58分 / 提供: 【6月15日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 包装餅、包装米飯のトップメーカーであるサトウ食品工業(東2:2923)が15日に発表した2009年4月期決算(非連結)によると、営業利益が前期比3.2倍の9億円だった。テレビCMや販促企画の抑制で、売り上げが伸び悩んだものの、広告宣伝費や販売促進費などのコスト削減や受取手数料の増加が寄与し、損益が大幅に改善した。 包装餅は、もち米価格の値上げや包装資材などの上昇を受け10月から5%の値上げを実施したことや、販促企画の抑制により、需要期である年末の販売が振るわず、売上高が4%減となった。包装米飯も6%減だった。 全体の売上高は同5%減の258億円、経常利益は同4.6倍の11億円、純利益は同27%増の6億円だった