木製の義足、欧州最古?=考古学チーム発見−オーストリア オーストリア南部ヘンマベルクで見つかった、義足とみられる鉄の輪や木の残骸=考古学者チームが14日提供(AFP=時事) 【ウィーンAFP=時事】オーストリアの考古学者チームは14日、1500年前の人骨の左脚先から見つかった鉄製の輪、木や皮の残骸が、欧州最古の義足の可能性が高いと発表した。遺骨は左足首から先を手術で切断したとみられることから、チームの考古学者は「感染症のことだけを考えてもリスクは極めて高い。実に高度な医療技術の存在を示している。何しろこれは6世紀の話だ」と感嘆している。 人骨は、スロベニアとの国境に近いオーストリア南部ヘンマベルクの墓で2013年に発掘された。476年の西ローマ帝国滅亡後、現在の仏独伊一帯に暮らしたフランク人の高位の人物と考えられている。 考古学者は「義足と共に少なくとも2年は生きていたとみられる。歩く
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