コンテンツは現場にあふれている。会議室で話し合うより職人を呼べ。営業マンと話をさせろ。Web 2.0だ、CGMだ、Ajaxだと騒いでいるのは「インターネット業界」だけ。中小企業の「商売用」ホームページにはそれ以前にもっともっと大切なものがある。企業ホームページの最初の一歩がわからずにボタンを掛け違えているWeb担当者に心得を授ける実践現場主義コラム。 宮脇 睦(有限会社アズモード) すべての文章は「人を動かす」ためにあります。営業日報は活躍を上司にアピールするためですし、処罰感情の軽減を狙うのが反省文です。悲恋を描いた小説は泣かせるためにあり、広告に添える文章は「買わせる」狙いがあります。物理的な行動というより「心を動かす」のです。「便所の落書き」だって「笑わせる」ために書かれており、ブログを含めたコンテンツも同じです。 ところが、世の中にある文章の大半は人を動かすことを意識していません。
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