NECは6日、北海道で発生した地震による停電を受け、札幌市内のデータセンターの電源を非常用の自家発電に切り替えたことを明らかにした。サービスの運用に問題はないという。 非常用電源で可能な電気の供給は72時間。それ以上続く可能性があるため、発電の燃料を追加で手配したという。 富士通も、北海道データセンター(札幌市)を72時間稼働可能な非常用の自家発電に切り替えた。停電の長期化に備えて、燃料となる重油を追加手配中という。 データセンターは、顧客企業から業務管理システムなどの運用や保守・管理を受託。大量のサーバーを冷却するため多くの電力が必要とされる。(了) (ニュース提供元:時事通信社)