国土交通省が東京メトロ南北線と有楽町線の延伸計画の鉄業事業許可を出した。このうち有楽町線についてはふたつの新駅が開設される計画だという。2030年代の半ばの開業目標とまだまだ先のことではあるが、今後新駅開業に向けて、周辺での再開発などが活発化し、近隣エリアのマンション相場が大きく動く可能性がある。注目が集まりそうなエリアについて調べてみた。 南北線には新駅の計画なし このほど国土交通省が鉄道事業を許可したのは、東京メトロ南北線の白金高輪~品川間と、東京メトロ有楽町線の豊洲~住吉間。計画図にあるように、前者は、南北線の白金高輪駅からJRや京浜急行線の品川駅を結ぶ計画で、建設キロは2.5kmだが、途中に新駅の計画はない 整備効果としては、六本木・赤坂などの都心部とリニア中央新幹線の始発駅となる品川駅とのアクセスの向上が挙げられている。 現在は、南北線の六本木一丁目駅から品川駅に向かうには、南北