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  • 女子サッカー「WEリーグ」創設。プロ化を選ばないクラブへの影響は甚大

    女子サッカープロ化の意義(後編) 前編はこちら>> 日初となる女子プロサッカーリーグの名称が「WEリーグ(Women Empowerment League)」と発表され、2021年9月の開幕に向けて、着々と準備が進んでいる。参加チーム数は6~10で、当面の間、降格はない予定だ。なでしこリーグからも、多くのチームが新リーグ参入を視野に入れているようで、順調に進めば、WEリーグの知名度は向上していくだろう。 アメリカでは日以上に、さまざまな世代が女子サッカーを観戦に訪れる そこで気になるのは、アマチュアリーグとしてその歴史を紡いできた「なでしこリーグ」の存在がどうなっていくのかだ。主力選手がWEリーグへ流れることになれば、当然、注目度が下がっていくことが危惧される。 「WEリーグ開幕後4年程度は、なでしこリーグは我慢の時間になるでしょう。そこをしっかりと支えなければ、この改革はうまく進まな

    女子サッカー「WEリーグ」創設。プロ化を選ばないクラブへの影響は甚大
  • なぜ今、日本女子サッカーの新プロリーグ創設が決まったのか?

    女子サッカープロ化の意義(前編) 日女子サッカー初のプロリーグが2021年9月にスタートする。その名称「WEリーグ(Women Empowerment League)」が、このほど6月3日に発表された。 日にはすでに、1989年に創立された日女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)が国内トップリーグとして存在している。それを既存のままとして新たにプロリーグが創設する。昨年11月に日サッカー協会の理事会で承認・発表されてから約7カ月。その概要が見えてきた。 なでしこリーグ5連覇という強さを誇る日テレ・東京ヴェルディベレーザ それにしても、なぜ今このタイミングで女子サッカーをプロ化するに至ったのだろうか。 ひとつには、世界の動きがある。 1999年にFIFAが女子サッカーの発展を目指し、世界に向けて発信した『ロサンゼルス宣言』(サッカーの競技人口の10%を女子にするという具体的目標を据えて

    なぜ今、日本女子サッカーの新プロリーグ創設が決まったのか?
  • ありがとう。GK山郷のぞみの残した「なでしこ精神」

    12月特集 アスリート、現役続行と引退の波間 (14) 山郷のぞみ(ASエルフィンさいたま)が今シーズンでピッチを去った。 日女子代表として96試合、なでしこリーグでは前人未到の326試合ゴールを守り抜いた。高校からサッカーを始めた遅咲きながら、1997年に代表入りを果たす。しかし、2000年のシドニーオリンピック出場は逃した。その後訪れた日女子サッカーの低迷期を支えたが、北京オリンピックメンバーから落選するなどの苦労も経験。そこを乗り越え、再びドイツワールドカップで代表に選出され、世界制覇――当に多くの試練が山郷を待ち受けていた。 女子サッカー界の低迷期を支え、絶対的な守護神だった山郷のぞみ 選手ひとりひとり、それぞれの色があり、それがまた見るものを惹きつける。それでも、彼女が歩んだ道はとりわけ多くの彩(いろど)りに満ちていたように思う。 最後のゲームとなったのは12月14日、皇后

    ありがとう。GK山郷のぞみの残した「なでしこ精神」
  • 浦和レッズレディース優勝!降格争いからの躍進を支えたもの

    プレナスなでしこリーグ・エキサイティングシリーズで浦和レッズレディースが5年ぶり2度目(さいたまレイナス時代は含まない)となる優勝を飾った。 5年ぶりの優勝に笑顔の浦和レッズレディース 最終節を残して2位・日テレ・ベレーザとの勝ち点差は3。得失点差が8あることから、引き分け以上で文句なしに、負けても大量失点さえしなければ逃げ切れるという優位な立ち位置にあった浦和。ホームである駒場スタジアムには約6000人の観客が足を運んだ。対するはエキサイティングシリーズ(※)第6節以降3勝1分と好調なアルビレックス新潟レディース。トップにはスピードと強さを兼ね備えたティファニー・マッカ―ティーがいる。怖い相手だ。 ※レギュラーシリーズ上位6チームの2回戦総当りで10節を戦う 立ち上がりこそ、新潟に押されるも、徐々に主導権を握り返した浦和は左サイドからMF和田奈央子、FW大滝麻未が、右サイドではMF堂園彩

    浦和レッズレディース優勝!降格争いからの躍進を支えたもの
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