記事タイトルを変更した 「萌え絵」は歴史を積み重ねれば許されるか 萌え絵が迫害されるのは歴史が足りていないから - 本しゃぶり 挙げられている例はやや不十分に思える。「萌え絵」が非難されるのは誇張表現だからだ。慣れない人からすると、その誇張が強烈に感じられる。その鮮烈さを快く思うこともあれば、不快に感じることもある。見慣れれば、強烈であったはずの表現にも慣れてくる。「表現」とは、毒や薬と似たようなもので、過剰に摂取すれば毒にもなるし、恒常的に使用すれば体が慣れてしまう。 裸婦像が認められるようになったのは、確かに「歴史」を積み上げたからである。 裸は神として、つまり「理想像」として描かれてきた。「理想像」として描かれない裸は批判されてきたが、徐々にありのままの裸も「芸術」として認められるようになっていった。多様な価値観の「発見」により、誰かにとっての「理想」は、他の誰かにとって「理想」では