福岡県豊前市の水産振興施設「うみてらす豊前」にある漁師食堂うのしま豊築丸が、価格が高騰しているウナギの代わりに豊前海で旬を迎えているハモを使った「はも重」の提供を始めた。豊築丸では、「土用の丑(うし)の日(20日、8月1日)は豊前海のハモを!」とPRしている。 豊築丸では、ハモがウナギ目であることから、これまで、かば焼きにしてメニューに加えようとしてきた。だが、硬い小骨が多く、事前に皮を残して細かく刻む「骨切り」が必要なハモは、普通に焼くと崩れてできなかった。このほど、焼き方を工夫したことでウナギのようなかば焼きにできるようになったという。ハモのだしを使った新たなタレも開発し、見た目も味わいもうな重に近づけたという。 はも重は、ハモを丸ごと1匹使い、季節の刺し身、小鉢、みそ汁などがついて税込み1500円。 豊築丸の東良子店長は「天然で国産。この時期は旬で脂も乗っている。ウナギとはまた違う味
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