米田:最初に衝撃を受けられた立川志の輔さんの高座を表現するとしたら、どういうニュアンスだったのですか? 志の春:もう「消えた」ということですよね。「高座から志の輔が消えた」と。僕、話の途中から師匠が見えなくなりましたから。そんな芸は見たことがなかった。 米田:ARという言葉が似合いそうですね。 志の春:ぼんと3Dで出てくるような、まさにそういうイメージかなと。 米田:志の輔さんは、『ためしてガッテン』などテレビのイメージがありますが、高座とはまったく違うのでしょうね。 志の春:やはり高座の姿と、テレビの姿というのはガラッと違って、僕の師匠は、想像力を借りて、話の中にお客さんをぐわーっと引きずり込むパワーがものすごいのです。だから、そこに一緒にいるような感じになれるというような世界をつくるというのは、ものすごいところがあって。それはテレビで見ている感じとはちょっと違いますね。 米田:立川流を
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