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活字世代の団塊マーケットを当て込んで創刊された雑誌の中で、そのものズバリの誌名で話題となった「dankaiパンチ」(飛鳥新社)が、隔月刊を月刊誌化する構想の手前で模索が続いている。世代の総合情報誌を目指したこの2年の経験を通して、「団塊」という言葉のイメージを考えてみる。(木村彰一) ◆「60年代づくし」で創刊 「団塊パンチ」というネーミングを聞いたとき、「これだ!」と思った、と同誌の編集長赤田祐一さん(46)はいう。 「パンチ」の語は、60〜70年代の若者にアイビーファッションなど新しいライフスタイルを広めた週刊誌「平凡パンチ」から採られた。狙いは定年を迎えつつあるこの世代と「パンチ」との再遭遇。コンセプトは「従来の年齢観にとらわれない生き方」「精神のアンチエイジング」だった。 赤田さんは92年に編集した「磯野家の謎」を大ヒットさせ、その後もサブカルチャー雑誌「クイック・
ありえな~い100選があんまり売れてな~い ― ネットだけでは得られない本の“パブリシティ”(なんでも評点さん) 目を通したら自分のブログの引用があってふいた。トラバしたから読まれていて当然なんだけれど、ちょっとびびった。正直ごめんなさい。 しかしそこでもうひとつ突っ込みたくなるのが私の心情!(この人最低だ) 自分は書籍を企画からDTPまでの全作業を殆ど一人でやっていた身だし(待遇が最悪だったのでやめたけど)、今日は「書籍」についてのお話。これは出版とはあんまり関係ない人にも読んで欲しいかも。 ちょっと昔を懐かしませてくださいな。 (追記:スパム面白いぐらい多すぎなので、この記事に限りコメント欄を封鎖しました。ご了承ください。ガイジン自重汁) 本は中身でどうこうとはいいますが、本がどういう中身になっているのかは知名度が当然最優先で影響するのはあるとして、あとは売り上げの場合は9割中身よりも
教育の荒廃が叫ばれている。 学校、保護者、子ども自身、そしてそれらを取り巻く環境――官僚、政治家、教育委員会、地域社会が制度疲労に陥っている。教育亡国論が喧しくとも思考停止と非難合戦、手をこまねいているばかり。教育現場は完全に活力を失っており、責任転嫁の応酬に明け暮れている。 ■ 教育改革の担当者は誰か? 象徴的な例を、いくつか挙げよう。ひとつめは、NHK世論調査(※1)だ。「教育改革の担当者は誰か?」という問いかけに対し、こんな結果が得られた。 注目すべきは、教育のまさに現場にいるはずの「教師」と答えたのが、たった8%ということ。あまつさえ、「父母」と答えたのがわずか2%は情けない。いわゆる「お上」任せである。「教育」は政争の具に貶められ、人質化している。そして、いまどきの教師、両親は、当事者意識を完全に欠如しており、犠牲になるのは子どもたちだ。 ■ 4本脚のニワトリ、絵の具でできる「き
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