「インパクト投資(※)」という言葉が、金融業界やスタートアップ業界を中心に着実に浸透しつつあります。 SIIF(社会変革推進財団)では2017年の立ち上げ以来、インパクト投資の啓発や事例作りに取り組んできました。多くの困難もありましたが、最近では少しずつ手応えを感じています。 「インパクト(投資・起業・事業)」の現場にいる方々と日々接することで、「資本主義は今後この方向に向かっていく」だろうと感じる「未来の視点」も増えてきました。 例えば「起業家」のあり方。『社会・環境インパクトを志向する「インパクト起業家」の中でも、お金を生み出し続けることから適切な距離を保ち、「世の中もっとこうなったら幸せだよね」と思えることを、ビジネスとして持続可能な形で実現していくオルタナティブの要素の強いインパクト起業家には、独特の軽やかさがあるし、希望を感じます。この自由で悠然とした経営スタイルを持つ人々は未来