「閉店した書店が戻ってきたケース」 2024年6月27日、小田急線狛江駅そばに啓文堂書店狛江店がオープンした。実は同書店は昨年7月に一度閉店し、「これで狛江に本屋さんがなくなってしまう」と惜しむ声が市民に広がっていた。ところが一転して1年近くを経ての再オープンとなったのだった。異例の出来事といえるだろう。 啓文堂書店狛江店店内(筆者撮影) 実はその前日、6月26日に店内で『BOOK and BENCH』除幕式というイベントが行われた。市民が選書を行い書店と連携していくという試みで、啓文堂書店が再オープンを決めた要因のひとつにもなったと思われる。除幕式には、水野克彦・京王書籍販売代表、馬場隆之・小田急SCディベロップメント世田谷営業室支配人、上月良祐・経済産業副大臣、松原俊雄・狛江市長、市民グループ「タマガワ図書部」の山本雅美代表が出席してそれぞれ挨拶を行った。 店内での除幕式(筆者撮影)
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