自然体でいられる関係、自然体な人……とはよくいうけれど、自分の「自然体」ってどんな状態? そんな疑問を振付家でありダンサーの鈴木ユキオさんと考えます。そして、コロナ禍の影響によってくらしが大きく変化する中で、自分に合った身体と心のバランスを整えるためのコツを探ってみました。 「YUKIO SUZUKI projects」主宰。1997年にアスベスト館にて舞踏を始め、2000年頃から自身の創作活動に注力。作品作りと並行して、さまざまなジャンルのダンサーへの振り付け、スピッツやEGO-WRAPPIN'などアーティストのMV出演、ファッションブランド「ミナ ペルホネン」のカタログモデル出演、音楽家との共同制作なども手がける。また、舞踏のメソッドを基礎に身体を丁寧に意識するワークショップを各地で開催している。既成の表現スタイルにとらわれず「ダンスとは何か」「現代の表現とは何か」を常に模索しながら、