「ものづくり×コーヒー」で、生活の一部になるブランドに。福岡のNO COFFEEが全国で支持される理由 よく行くコーヒーショップがある、という人は少なくないだろう。では、そこに滞在する時間だけでなくいつも身近にある、生活の一部になっている……という店がある人は? よく行くどころか、一度も行ったことのない人にもファンを広げているのが、福岡の中心街・天神からほど近い住宅街にある「NO COFFEE」だ。店舗ではコーヒーのほか、多数のグッズを展開。アパレルから家具、スイーツまで、多岐にわたるジャンルのブランドとのコラボレーション企画も話題を呼んでいる。 「コーヒーを、コミュニケーションのツールにしたいと考えていた」と、オーナーの佐藤慎介氏は話す。 「NO COFFEE」という店名には、たとえコーヒーが嫌いでも、ほかのさまざまな要素から好きなところを見つけてもらえるように、との思いが込められている