子どもたちのために生まれ、社会の変化を捉え、常に変化し続ける学校。自分の学生時代を振り返りながら「ここに通いたかった」と心底、思った。 2016年に開校した「学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校」(以下N高)はドワンゴによる“オンラインメイン” の学校という物珍しさで話題となった。しかし、その本質は、理想とする教育のあり方を掲げ、オンライン・オフラインそれぞれの特徴を活かして、生徒たちに価値を提供している点にある。 「社会が変われば、提供する教育も変わらなくてはいけません」 校長の奥平博一氏は未来を見据えこう語る。新しい教育のあり方を体現し、理想の教育を模索し続けるN高。 N高が目指す教育体験とはなんなのか、奥平氏に話を聞いて見えてきたのは、教育への情熱と、理想の体験を実現するための工夫だった。 教育を受ける目的は「社会で生きていくために必要なことを身につける」こと 奥平氏は小中学校の教員
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