誰もがデザインする世界へ。武蔵野美術大学・岩嵜博論さんにきく、内発性の発露とあいだをつなぐ「メディエーション」から、公共を再編する 今回は、武蔵野美術大学クリエイティブ・イノベーション学科教授の岩嵜博論さんと、公共とデザインの石塚・川地・富樫による対談を行いました。岩嵜さんは、ストラテジックデザインとデザイン理論、マーケティングを横断的かつ実践的に教育の場で試されている方。 ソーシャルイノベーションやコデザインの文脈でも話題にあがる「専門家によるデザイン」から「全ての人がデザインする時代になる」という大きなパラダイムシフトのもと、いかに公共の全体性と個人の創発のバランスの舵取りをしていくか、そこにおける必要なデザイナーの役割とは、といった問いを深める時間となりました。 ゲストプロフィール岩嵜博論 (いわさき ひろのり) リベラルアーツと建築・都市デザインを学んだ後、博報堂においてマーケティ