※本記事は日本マーケティング協会主催の7月28日(金)開催のオンラインセミナー「メディアはこれからどうなっちゃうか、どうしたらいいか 」(リンクは告知サイト)に向け、そのテーマについて論じたものだ。 メディアに間違いなく起こる「2030年問題」テレビや新聞などはレガシーメディアと呼ばれ、いつかなくなってしまう存在として扱われてきた。それがいよいよ、本当になくなりかねない日が近づいてきたように思う。 タイムリミットは2030年ではないかと私は捉えている。 この図は人口問題研究所のWEBサイトに載っている2030年の人口ピラミッドだ。それに私の方でざっくりと「マスメディア世代」「ネット世代」を楕円で書き加えている。 人口問題研究所WEBページの図に筆者が書き加えたもの日本の人口動態にある程度知識がある人なら、これまでの人口ピラミッドとの大きな違いに気づくはずだ。団塊の世代が最大の塊ではなくなる