「デジタル社会がさらに確立されていくと、多くの企業がその波に奔流され、進むべき道を見失うかもしれません。誰もが検索エンジンを活用して、モノやサービスだけでなく職さえも探し求める時代、企業サイドもあらゆるインターフェイスを有効活用して、ユーザーや求職者と自由なコミュニケーションを図るべきです。人々のエモーショナルな部分にもっと踏み込んでいくべきではないでしょうか」 こう指摘するのは、ロフトワーク代表取締役の林千晶。政府の『「デザイン経営」宣言』の政策指針をまとめたひとりでもある。 「まずは、いままでのビジネスアプローチ(業種としての発想)に疑問を投げかけてみる。すると、プロダクトやサービス完成までのプロセスや求める人材に対するリクルーティングを含め、自社業界の未来予測が変わってくるかもしれません。人々のライフスタイルの変化と真摯に向き合えば、新しい波に乗るための経営戦略が不可欠だと気づくはず
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